PHP入門 | 値、変数、配列、構文 | 配列
数値やテキストのような値を保存する変数は、基本的に「1つの変数に1つの値」しか保存できない。しかし、多くのデータを処理しなければならない場合、1つ1つのデータをすべて別々の変数に入れるのはかなり複雑で、管理もしにくい。多くのデータをより簡単に処理する方法が必要になる。
このようなときに使われるのが「配列」と「連想配列」である。これらは多くの値をまとめて扱える特別な変数である。1つの配列には値を保存できる入れ物がたくさん用意されており、それぞれに異なる値を入れることができる。
配列は、数値、つまり整数を使って値を管理する変数である。次のような形式で作成する。
$変数 = array(値1, 値2, ...);
このように()に指定した値が、すべて配列の中に保存される。これらには0から順に0、1、2……という番号が付けられる。この番号をインデックスという。配列から値を取り出したり、配列の特定の要素に値を設定したりするときは、このインデックス番号を指定する。
$変数 = $配列[インデックス];
$配列[インデックス] = 値;
上のようにすれば、配列から特定の値を取り出したり、値を変更したりできる。
連想配列について
もう1つの連想配列も、配列と同じように複数の値を管理できる。配列との違いは、それぞれの値をインデックス番号ではなく「キー」という名前で管理する点である。この連想配列は次のように記述する。
$変数 = array(キー1 => 値1, キー2 => 値2, ...);
見てわかるように、キーとそこに設定する値を=>という記号でつないで記述している。このように作成された連想配列の値は、次のような形式で使用できる。
$変数 = $連想配列[キー];
$連想配列[キー] = 値;
このようにして、指定したキーの値を取得したり設定したりできる。キーは名前と正確に一致していなければ値を取り出せないため、注意が必要である。
この配列と連想配列は、後で登場する「繰り返し構文」を利用するようになると、その便利さがわかるだろう。今はひとまず「こういうものがある」と覚えておけば十分である。