Swift 入門 | 値、変数、演算 | リテラル
値と変数はプログラミングの基本である。まず、ソースコードに直接記述する値について説明する。
ソースコードに直接記述した値をリテラルと呼ぶ。リテラルの書き方は、多くのプログラミング言語でおおむね共通している。
数値リテラル
数値は 123 や 0.45 のようにそのまま記述する。Swift ではほかの形式も利用できる。
アンダースコアによる桁区切り
桁数が多い数値は読みにくい。Swift では、カンマの代わりにアンダースコア(_)で桁を区切ることができる。また、桁をそろえるために先頭へ 0 を追加することもできる。
例: 0012_3456_7890(1234567890 と同じ)
2 進数、8 進数、16 進数
通常の 10 進数に加えて、2 進数、8 進数、16 進数も記述できる。
| 基数 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 2 進数 | 先頭に 0b を付ける。 |
0b11011 |
| 8 進数 | 先頭に 0o を付ける。2 文字目は英字の o。 |
0o7623 |
| 16 進数 | 先頭に 0x を付ける。0-9 と A-F を使う。 |
0x5fa3 |
テキストリテラル
テキストは値の両側を二重引用符(")で囲んで記述する。
例: "Hello", "こんにちは"
エスケープシーケンス
テキストリテラルには、直接記述できない文字がある。二重引用符や改行などは、バックスラッシュ(\)を使って記述する。
| シーケンス | 説明 |
|---|---|
| \" | 二重引用符(") |
| \\ | バックスラッシュ(\) |
| \t | 水平タブ |
| \r | キャリッジリターン |
| \n | ラインフィード |
| \0 | null 文字 |
例: "これは\"ダブル\\クォート\"記号\n"
変数を含める
リテラルには \(変数) の形式で変数を含めることができる。
例: "ここに \(str) を表示"
Bool リテラル
Bool 値は 2 つの状態のいずれかを表す。Swift では true と false を利用できる。