XML 入門 | DTD を使用して XML 構造を定義する | DTD とは

XML ではタグを自由に定義できるが、複数のシステムでデータをやり取りする場合は文書構造を共通化すると便利である。DTD はその構造を定義するための言語である。

例えば、複数の支店から在庫データを集計するとき、支店ごとに異なるタグを使うと処理が複雑になる。共通の DTD を用意すれば、各支店が同じ規則に従って文書を作成できる。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

<!DOCTYPE 在庫情報[
    <!ELEMENT 在庫情報 (商品)>
    <!ELEMENT 商品 (名前, 個数)>
    <!ELEMENT 名前 (#PCDATA)>
    <!ELEMENT 個数 (#PCDATA)>
]>

<在庫情報>
    <商品>
        <名前>自転車</名前>
        <個数>20</個数>
    </商品>
</在庫情報>

共通の規則に従うことで、各値の意味が明確になり、プログラムも既知のタグを処理しやすくなる。

DTD は XML 文書の構造を定義する。XML 文書内に直接記述することも、外部ファイルに保存して読み込むこともできる。