Python 入門 | クラスの利用 | 関数とクラス

関数は 1 つの処理をまとめたものだが、関数が増えると、それぞれの役割が分かりにくくなる。数百個の関数が並んでいたら、すべてを理解するのは難しい。

そこで、似た役割を持つものを 1 か所にまとめることを考える。

たとえば、データ処理を作るとしよう。データを管理する関数、追加する関数、削除する関数、表示する関数などが個別に並んでいると扱いにくい。

代わりに、データ処理に必要なものを 1 つにまとめる。データを保存する変数、ファイルに読み書きする関数、追加や削除を行う関数、表示する関数などを、大きなデータ関連のまとまりに格納する。

すると、データ処理に関するものはそのまとまりの中にあると分かるため、各所に散らばった関数を探す必要がなくなる。

これがクラスの考え方である。クラスは、ある目的に必要な値と処理を 1 つにまとめたものである。

クラスは次のように定義する。class クラス名: で始め、その下にクラスが提供する変数と関数をインデントして記述する。

クラスの定義

class クラス名:
  変数1
  変数2
  ...... 必要な数だけ変数を用意 ......

  def メソッド1(引数):
      ...... メソッドの処理 ......
   
  def メソッド2(引数):
      ...... メソッドの処理 ......
   
  ...... 必要な数だけメソッドを用意 ......

クラスに必要な値を保存する変数をメンバー変数、クラスが提供する関数をメソッドと呼ぶ。

書き方は、基本的に通常の変数や関数と同じである。class の定義内に記述すると、メンバー変数やメソッドとして扱われる。