Maven 入門 | Maven プロジェクト作成 | Maven ゴール
前回はプログラムを作成し、実行までできた。ここでは、前に軽く触れた「ゴール」について説明する。
Maven goal について
プログラムをビルドするために mvn package というコマンドを実行した。この package が goal であると前に述べた。
goal とは、Maven における「処理の役割」を表すものである。Maven は、どのような役割の処理を実行するかを指定する。これが goal である。
最初にプロジェクトを作成するとき、mvn archetype:generate というコマンドを実行した。これも archetype:generate という goal を指定して実行したものである。
(正確には、archetype はプラグインであり、そのプラグインの generate という goal を実行している。)
Maven で何かを行うときは、まず「何をするのか」を明確にする。これが goal である。そして、それを実行するために必要な引数や情報を入力すると、指定された goal に対する処理が実行される。どのような goal があるかを知ることも、Maven を理解するために必要である。
まず、今の段階では基本 goal である次のものだけを覚えておく。
package
すでに使用したもので、パッケージを作成するための goal である。これは内部で compile、test-compile、test もすべて実行する。
compile
プログラムをコンパイルする。ただし Jar ファイルは作成しない。
test-compile
テストプログラムをコンパイルする。これは src の下にある test フォルダのソースコードをコンパイルする。
test
テストを実行する。これは src の下に用意した test フォルダのテストプログラムを実行する。
clean
コンパイルで生成された各種ファイルをすべて削除する。コンパイルで作成された不要なファイルを削除したいときに使用する。
このほかにも goal はいろいろある。また、archetype:generate のようにプラグインで追加される goal もある。それ以外のものは、必要になった時点で順次説明する。