CentOS概要
CentOS概要
CentOSは、Red Hat Enterprise Linuxと高い互換性を持つように作られた無料のLinuxディストリビューションである。Community Enterprise Operating Systemの略称として知られている。
CentOSはRed Hat Enterprise Linuxから、商標や再配布を制限するライセンス要素を含まない形で再構築されている。無料でありながらRed Hat Enterprise Linuxに近いアーキテクチャをサポートし、安定したサーバーOSとして個人や企業で広く使われてきた。
CentOS Stream、Fedora、RHEL、CentOSの関係

CentOSはRed Hat Enterprise Linuxのソースコード再構成によって提供されたが、Red HatがCentOSを直接サポートするわけではない。CentOS ProjectはCentOS 8のサポートを2021年末に終了すると発表した。
CentOSの特徴
- ライセンス費用がなく無料で使える。
- Red Hat Enterprise Linuxとほぼ同等の機能を持つ。
- 多様な用途のサーバーOSとして利用できる。
- 長期運用に耐える高い安定性、品質、セキュリティを備えている。
- 利用可能なハードウェアが多い。
- サポート期間が長い。
- オフィススイート、GPUドライバ、マルチメディアツールなどをインストールすればデスクトップOSとしても利用できる。
CentOSライセンス
CentOSのライセンスはGPLである。正式名称はGNU General Public Licenseであり、ソフトウェアのコピー、配布、ソースコード公開、ソースコード変更を認めるライセンスである。
動作環境と主な機能
CentOSは複数のアーキテクチャをサポートし、RPMパッケージ管理、SELinux、NFS、Apache httpd、Samba、データベース、プログラミング言語、デスクトップ環境など、サーバー用途に必要な機能を提供する。対応バージョンやハードウェア上限はCentOS 6、7、8で異なる。